株価が上がると露出は増える 経済とファッションの関係

おっぱい

女性が肌を露出するのは今に始まったことではありませんが、ビキニの面積は年々縮小傾向にあるようです。

オーストラリア出身のモデル、ガブリエル・エプスタイン(Gabrielle Epstein)が今年2月に自身のSNSに投稿した写真をご覧ください。

Gabrielle Epstein公式Twitterアカウントより

このように乳首のまわりだけを隠したスタイルは英語で「サーカムブーブ」(circumboob)と呼ばれ、最新のトレンドになっています。今までも、サイドブーブ(横乳)、アンダーブーブ(下乳)、インナーブーブ(乳間、谷間)などの言葉がつくられてきました。

さて、ファッションに関する女性の行動は、その時々の社会経済とリンクするという説があります。

代表的なのが「リップスティック・エフェクト」。不景気だとハイブランドの口紅がよく売れるという現象です。景気が悪いときに手が届く贅沢品として選ばれるのが、高級ブランドの口紅。高価な革製品や衣類に比べ、数千円で買える口紅は不況の中でも女性たちに人気です。

もうひとつは「ヘムライン・インデックス」。景気が良いときは女性が短いスカートを、悪いときは長いスカートを履くようになるという説です。諸説ありますが、ミニスカートを履くには脚の手入れやストッキングなどにお金がかかることが理由のひとつでしょうか。古くは1920年代にアメリカで大恐慌が起こる前後にこの現象が見られています。

女性のファッションと社会経済の切っても切れない関係。胸を露出する流行が何を示しているのか、わかるのはまだ先のことです。ひょっとしたら、社会や経済に関係なく女性が好きな格好をできる時代が来つつあるのかもしれません。

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