NTR Jr. がかっこいいインタビュー動画解説②

こんにちは、まとんマサラです。タラクアンナこと NTR Jr. お誕生日月間ということで、先週に引き続き NTR Jr. のかっこよさがビシビシと伝わるインタビュー動画を紹介します。

先週の記事はこちら

前回と同じメディアによるインタビューです。今回は視聴者から寄せられた質問に対しタラクアンナが答える動画です。

「『RRR』でラーム・チャランに人気を奪われる不安を感じたことはありますか?」

まったくない。ラージャマウリ監督が作った役柄は素晴らしくて、俺もチャランをお互いを褒め称えたよ。二人ともそんな不安を感じたことは微塵もない。

俳優二人がうまくやる秘訣は?

相性がとても大事だと思う。皆がみんな俺とチャランのように友達同士なわけじゃない。チャランとは古くからの友達だけど、俳優として、不安を感じる境界線を断ち切らなきゃならない時がある。作品でもっとも大事なのは監督の魂だから、俺は作品を信じたよ。荒っぽいけど、作品と監督に対して、そう信じる必要がある。その上で俳優は自分の仕事をするだけだ。

「『Naatu Naatu』 ではラーム・チャランと踊ること、踊りながらビームを演じることのどちらが難しかったですか?」

踊りながら役柄を保つこと。あれはチャランと NTR じゃなくてラーマとビームだから。ビームは森で生まれた部族の男で、スタイリッシュになってはいけない。荒っぽくやる必要があった。それでいてラーマと動きを合わせるのだから、あれは大変だった。

ー(ジェニー役)のオリヴィアとの関係についてもたくさん質問が寄せられているよ。

彼女はすごい才能の持ち主だ。画面の中と外でガラッと変わるタイプだよ。現場で見る彼女と、モニターで見る彼女はまったく違う。(『RRR』で見せたのは)彼女の一面に過ぎない。これからいろんな場所で活躍すると思う。

次回作のヒロインにオリヴィア・モリスを、というファンからの声も多いそうです。

「『コムラム・ビームド』を歌う場面を知った時、どう思いましたか?」

自分にとって大切な一場面になると思った。あそこから俳優として計り知れないほどの達成感を得た。監督から場面の説明を受けた時は気持ちが高まったよ。あのような場面を演じられるのは、俳優として幸せなことだ。だから撮影期間は、充実感で赤ん坊みたいにスヤスヤ眠ってたよ。

「コムラム・ビームド」の一節を歌ってほしいというリクエストがたくさん来ているんだけど。

絶対だめ。俺はプロの歌手じゃない。

ーでも歌えるよね?

何曲か歌ったことはあるよ!だけど歌いたくないよ、だってあれはカーラ・バイラヴァの曲だからね。バイラヴァの声じゃなきゃあの歌は生きない。彼の声があってこそ俺の演技があるのだから、それを台無しにはしたくない。

↓NTR Jr. の歌

↓『ヤマドンガ』の劇中歌「Olammi Thikka」も NTR Jr. 本人が歌っています。

アメリカ在住のニティヤさんからの質問。「好きなアクションコメディダンスドラマはなんですか。また、ヤマドンガのような神話ものをやる予定はありますか?」

計画をするのは俳優じゃないから、俺は流れに任せるよ。監督は一人一人違っていて、それぞれが違うものを作りたいから。神話ものに関しては、もちろん嫌とは言わない。物語次第だよ。インドの神話はとても奥が深くて、演じるには大きな責任が伴うからね

「なぜラージャマウリ監督はジャッカンナと呼ばれているのですか?」

ジャッカンナというのは偉大な彫刻家の名前だよ。ラージャマウリ監督と初めて組んだのは『Student No.1』。監督にとっては初めての作品だったけど、彼は99%じゃ満足しなかった。そこから100%を目指してスタートする人だったね。自分が求めるものが何かはっきりとわかっていて、そのために監督としての努力を注ぎ込む。像を掘り上げていく彫刻家みたいに。それでジャッカンナと呼ぶようになったんだ。

「ラージャマウリ監督の『シンハドリ』でタラクアンナを知りました。シンハドリからコムラム・ビームまでの道のりはどのようなものでしたか?ちなみに僕のお気に入りは『ブリンダーヴァナム』です」

良い質問だね。シンハドリからビームか…大きなローラーコースターだったな。激しい方向転換、真っ暗闇でのカーブ、急降下があって…今は平坦だけど、先は神のみぞ知るってやつだよ。これから何が起きるか、俺は楽しみにしてる。

ー『ブリンダーヴァナム』についてはどう?

あれも大切な作品のひとつだ。商業的な作品から家族ドラマへの転換だね。ああいう役柄と作品が世間に受け入れられるのか、あまり自信はなかった。だけど作品は素晴らしかったし、評判も良かったよ。

俳優として常に真摯でストイックなタラクアンナ。最新作『Devara』は今年の秋にインドで公開予定。

日本で首を洗って待っております。

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