モロッコ 大地震で児童搾取の危険

今週、SNSの投稿で被災地の少女に対する暴行をほのめかした疑いで20歳のモロッコ人大学生が逮捕されました。

モロッコでは9月8日にマラケシュ南部でマグニチュード6.8の地震が発生。現在までに死者は3,000人以上にのぼっています。被害のあった山岳地帯の村では家屋や道路が倒壊し、住民が路上での生活を余儀なくされています。

現在警察中は逮捕した男子大学生の計画や動機などを調査中、並行して訴訟手続きを進めているとのこと。

大地震の発生以降、モロッコでは被災地の児童を搾取しようとする動きが、SNSを媒体として一部の成人男性の間で拡がっています。

Facebookのグループページには「都会の女は金がかかるから何も言わない子供がいい」「若いうちに取っておこう」などの声と共に、被災地での強制結婚を奨励する傾向。インスタグラムにはボランティアと称する男が被災地で女児と並んだ写真を投稿し「連れて帰って結婚する」とコメント。

こうした流行に対し、モロッコ国内の活動家や一般市民は国や自治体の介入を訴えています。国連の報告によると自然災害で女性が命を落とす確率は男性の14倍。自然の脅威に加えて、女性は生まれながらの性別によって強制結婚、人身売買、性的暴力といった危険に晒されています。

タイトルとURLをコピーしました